神剣還座の故事による神事、
神輿渡御神事
神剣が当神宮に還った故事にゆかりのある神事です。
王朝絵巻さながらの装束で神輿(みこし)を中心に行列を整え、
本宮から鎮皇門跡(ちんこうもんあと)の西門まで進み祭典を奉仕します。
酔笑人神事(えようどしんじ)の翌日に行われる神剣還座の故事に由来する神事です。朱鳥元(686)年、神剣が当神宮に還座された際
「都を離れ熱田に幸すれど、永く皇居を鎮め守らん」との神託(しんたく)にもとづくもので、「神約祭(しんやくさい)」とも称されます。
当日は、雅やかな装束を着けた約100名の奉仕者が御神宝をささげ持ち、神輿を中心に行列を整え、本宮から正参道を経て鎮皇門跡(ちんこうもんあと・現在の西門)へと進まれ、皇城鎮護の祭典が執り行われます。