斎甕(いみがめ)の封を解き
その年の豊凶を占います。
境内末社の大幸田神社(おおさきだじんじゃ)で、執り行われる神事です。
年の初めに農作物の豊凶を占います。
前年の1月12日の「封水世様神事(ふうすいよだめししんじ)」で、斎甕に清水を入れて封をします。
その甕を、大幸田神社(おおさきだじんじゃ)の神前に据え、神職二員により斎甕の封を解き、ご神水の減水量を計り、
その年の雨量の多小、旱魃の有無を占います。
1月12日に行われます。この5日前、1月7日に行われた「世様神事(よだめししんじ)」でご神水の減水量を計った斎甕を神楽殿に据え、毎年同量の清水を計り入れたのち甕の封をとじます。
この甕は翌年の世様神事まで、本殿東側の東宝殿(とうほうでん)床下に納められます。