1月5日の
「初えびす」
「初えびす」は商売繁盛・家内安全・漁業豊漁を祈る祭典で、上知我麻神社、大国主社、事代主社で執り行われます。
午前零時の祭典にもかかわらず大勢の参拝者で境内は熱気にあふれ、
「えびす」の一番札や「福熊手」を我先に受けようとする様は壮観です。
1月5日に行われることから「五日えびす」とも呼ばれ、商売繁昌の福運を願う参拝者で賑わいます。
初えびすで授与される「えびす」のお札とは、「熱田三面大黒」という古図に基づいて描かれたお札で、古くより伝わる熱田独特の絵像です。又、この三面大黒は、えびす様を絵像化した最初期のものとされております。この「一番札」をめざし押し寄せる熱気で境内は溢れかえります。商売の方には「あきないえびす」、お勤めの方には「はたらきえびす」、漁業の方には「とりえびす」があります。※平成28年からはこれらの3種のお札に加え、新らしく「生涯現役 ちからえびす」のお札が授与されています。初えびすでお札を受けたあと福を逃がさないように、誰とも口をきかず寄り道もせず一目散に帰宅する風習も伝えられています。
初えびすで授与される縁起物の「福熊手(ふくくまで)」と「福箕(ふくみ)」です。福熊手は大きさが様々ありますので、お祀りする場所に応じてお選び下さい。福熊手で福をかき集め、福箕で徳を得ます。どちらも吉兆開運の縁起物として授与されます。
※熊手と福箕は数に限りがあります。ご予約も承っています。