径40.9センチメートル 高12.9センチメートル 室町時代
蓋表に流水と桐・竹樹を描き、樹上と舞い降りようとする鳳凰を表す。鳳凰や竹は絵画的だが、桐樹や流水は図案化されている。梨子地に薄肉の金高蒔絵を主とし、付描や蒔暈しなどのさまざまな蒔絵の技法を用いて装飾された華麗な鏡箱である。