主な所蔵品

脇指 銘(葵紋)奉納尾州熱田大明神/両御所様被召出於武州江戸御剣作御紋康之字被下罷上刻籠越前康継 脇指 銘(葵紋)奉納尾州熱田大明神/両御所様被召出於武州江戸御剣作御紋康之字被下罷上刻籠越前康継

重要文化財 脇指 銘(葵紋)奉納尾州熱田大明神/両御所様被召出於武州江戸御剣作御紋康之字被下罷上刻籠越前康継 1口

長35.2センチメートル 反り0.6センチメートル 江戸時代

初代康継は、新刀期を代表する刀工の一人である。本口は、康継が徳川家康・秀忠の両御所に召し出されて作刀し、家康より「康」の字を賜り、葵紋を切ることを許されたとの最も誇りとする履歴を茎に刻し、自ら当神宮に籠り奉納したものである。優れた出来にもまして銘文の資料価値高い一振である。